棋聖戦
YOL囲碁サロン POWERD BY IGSパンダネット
YOL囲碁サロンが無料体験できます! 入会前にお試し対局
YOL囲碁サロンとは 既に会員の方はこちら
対局・観戦ソフトのインストール
詳しい資料の請求はこちら
入会のお申し込み 今ならもれなく羽根直樹棋聖の揮毫扇子をプレゼント!



 第25期 棋聖戦7番勝負 第1局(台湾・台北市)

◆ 趙善津九段が先勝

白:王 立誠 棋聖 7時間59分1−291手(完)
黒:趙 善津 九段 7時間32分(持ち時間各8時間)
黒1目半勝ち
ライブ版はこちら
ライブ版はじめての方はこちら

棋譜


台北市のホテル・ロイヤル・タイペイで十二日から行われていた第二十五期棋聖戦(読売新聞社主催)、王立誠棋聖と挑戦者・趙善津九段との七番勝負第一局(日本アジア航空協賛)は十三日午後六時十八分(日本時間同七時十八分)、二百九十一手までで先番の趙九段が1目半勝って先勝した。

二日目の午後に入り、左上隅のコウの代償に黒は105、107と連打。そして、黒は119、121から中央白への攻撃を開始した。王棋聖の白128が迫力満点の勝負手で、154までシノギに成功した。

黒163は165とつぐ方が良かった。白188が見損じ。この手では213にこすみ、黒181の時、71の左に白がはねていれば勝っていた。

黒189と置かれて右上の白が死に、黒の逆転勝ちとなった。

解説の依田紀基名人は「趙九段に楽観気分があったようで、中盤からもつれましたが、見ごたえのある碁でした」と話している。

第二局は二十四、二十五日、富山県・宇奈月温泉の延対寺荘で行われる。

王棋聖の話「中央の黒四子を取って良くなったと思いましたが、右上の死活はよく読んでいなかった。地元で勝てなくて残念です」

趙九段の話「ずっと厳しい碁だと思っていました。中央を取られたのは判断ミス。王棋聖のペースにもちこまれて危なかった」

特集記事  第1局  第2局  第3局  第4局  第5局  第6局 
過去の棋聖戦 歴代棋聖