棋聖戦第4局、依田九段が勝ちタイに
囲碁の第33期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、山下敬吾棋聖(30)と挑戦者、依田紀基九段(43)の第4局は19日から岩手県花巻市の佳松園で行われ、20日午後7時3分、213手で黒番の依田九段が中押し勝ちし、通算成績を2勝2敗とした。
上辺の戦いを経て、依田九段が黒79から左下で機敏に生き、黒93と白1子を抱えて主導権を握った。黒121がシチョウの逃げ出しを見た好手。山下は白122などの勝負手を放ち、乱戦に持ち込もうとしたが、依田は冷静に対応し、地合いでリードして逃げ切った。
第5局は25、26日、三重県志摩市の賢島宝生苑で行われる。
依田九段の話「封じ手(黒55)の辺りでは少し打ちづらいと思った。シチョウ当たりを巡る白の打ち方は少し無理気味かな」
山下棋聖の話「初日は打てそうな気がしたが、その後の打ち方がまずかった。白116で180を決めなかったのが敗因だ」 |
●第4局 2月19日(木)・20日(金) 岩手県花巻市 「佳松園」 |
213手完・黒番 依田九段の中押し勝ち
(午後7時3分終了) |
黒番:依田紀基九段 (消費時間:7時間58分)
白番:山下敬吾棋聖 (消費時間:7時間57分)
・全互先 先番6目半コミ出し ・持時間 各8時間 |
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