棋聖戦第3局、依田九段が半目勝ち…通算1勝2敗
囲碁の第33期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、山下敬吾棋聖(30)と挑戦者、依田紀基九段(42)の第3局が5日午前9時、広島県尾道市因島のナティーク城山で再開され、午後7時9分、254手までで白番の依田九段が半目勝ちし、通算成績を1勝2敗とした。
白が上辺、黒が下辺に模様を広げた本局は、依田九段が白50の好手から下辺白を生還させて優位に立ち、上辺でも黒を攻めて地を稼いだ。
山下棋聖はその過程で築いた厚みを生かし、黒105から大石を猛攻。依田九段は際どくしのいだ後、寄せで追い上げを許したが、微差で逃げ切った。第4局は19、20日、岩手県花巻市の佳松園で行われる。
依田九段の話「地では走っていたが、難しい碁だった。大石はもっといいシノギがあったと思う」
山下棋聖の話「あまり地がなく、大変な碁だった。気持ちを切り替えて次の対局に臨みたい」 |
●第3局 2月4日(水)・5日(木) 広島県尾道市 「ナティーク城山」 |
254手完・白番 依田九段の半目勝ち
(午後7時9分終了) |
黒番:山下敬吾棋聖 (消費時間:7時間52分)
白番:依田紀基九段 (消費時間:7時間57分)
・全互先 先番6目半コミ出し ・持時間 各8時間 |
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