囲碁界の最高位を争う第二十六期棋聖戦(読売新聞社主催)、王立誠棋聖(43)と挑戦者・柳時熏七段(30)の七番勝負第六局は六日から静岡県小山町の経団連ゲストハウスで行われ、七日午後六時二十五分、277手で先番の王棋聖が2目半勝ちし、通算四勝二敗で棋聖三連覇を果たした。
第一人者として風格を増してきた王棋聖と、天元や王座などの実績を持つ柳七段との大勝負が注目を集めた。王棋聖は第一局に勝った後、二連敗したが、持ち前の勝負強さを発揮して第四局から三連勝、粘る柳七段を振り切った。
王棋聖の略歴 1958年、台湾生まれ。71年来日、72年初段、88年九段。95年、王座戦で初タイトル。98年から王座3連覇。99年、趙治勲棋聖から棋聖を奪取。現在は棋聖と昨年獲得した十段の2冠。
特集記事
第1局
第2局
第3局
第4局
第5局
第6局
|
|