リコー杯プロ棋士ペア碁選手権2008 特別企画 親子レポーター レポート発表


リコー杯ペア碁選手権2008レポート

12月8日、家で1、2回戦をネット観戦。高尾本因坊が負けてしまってとても残念。
12月15日、たくさんの棋士に会えるのでとても楽しみだったが、きん張もした。
10時すぎに会場に着いたら、会場までまだ1時間以上あるのに、もう入り口に並んでる人がいた。

聞いてみました。

1日目の感想は?
(謝女流本因坊)九路盤で勝ててよかった。
(河野天元)謝さんが強いから安心して打てた。
(佃五段)2、3回戦ですごくうまく打てた。
(小林覚九段)佃さんに助けてもらった。九路盤の打ち方を教えてくれた。
(今村九段)九路盤で初めて勝った。
※九路盤の感想が多かった。19路がしっかり頭に入っている棋士にはかえってむずかしいのだと思った。

今日の作戦は?
(梅沢女流棋聖)むずかしい定石をやらないでとお願いした(^^)
(佃五段)好きなところに打つ。
(坂井七段)自然体で全体をよく見て打つ。黄翊祖さんの棋譜は以前から研究していたのでぼちぼち・・・。
※あまり考えていないとか、自然体でと答える方が多かった。

私のパートナー、ここがすごい!!
(趙十段から見た大沢三段)しっかりしていてたよりになるパートナー。

(謝女流本因坊から見た河野天元)とても冷静。
(河野天元から見た謝女流本因坊)精神が強い。

(小林光一九段から見た鈴木四段)よみがするどい。
(鈴木四段から見た小林光一九段)碁以外でも優しいので、きん張しないで打てた。

(小林覚九段から見た佃五段)おだやかでいて、打つときは気合がいい。

(青木八段から見た羽根王冠)落ち着いているところ。
(羽根王冠から見た青木八段)形がしっかりしていて、形勢判断も冷静。

(小西八段から見た坂井七段)計算、よみがすごい。

(梅沢女流棋聖から見た黄七段)チャンスを確実にとらえる。
(黄七段から見た梅沢女流棋聖)(となりにいる梅沢さんを気にしながら)ありすぎて・・・ぼくの一番そんけいする棋士です。

準々決勝を終えて
(小林泉美六段)熱戦で勝って嬉しい。
(今村九段)最後ヒヤッとしたところがあったが助かった。
(小林光一九段)途中の一手で流れがおかしくなってしまった。囲碁は1手で全く流れが変わってしまう。
(羽根王冠)失敗したと思ったのを引きずってしまった。
※小林光一九段の話を聞いて、1手1手の大切さを感じた。

【お母さんの感想】
控え室はとても和やかな雰囲気でした。不慣れなインタビューでしたが、皆さん息子がメモを取りやすいように言葉を区切って、難しい言葉は言い換えたりしながら、とても優しく丁寧に答えて下さいました。



熱心に質問をする康太朗君とそれに応える佃五段

対局場の様子
・控え室とはかわって、とても真剣な表情で打っていた。
・打ち方がとてもきれいだった。
・観客がたくさんいるのにとても静かだった。
・趙治勲十段が真っ赤な顔で、頭をかきむしりながら打っているのを見て、すごく集中しているのだと思った。

大盤解説の様子
・レドモンド九段の解説がわかりやすくて面白かった。
・立ち見をするぐらい人が多かった。

その他
・イベントのために朝早くからたくさんの人が仕事を分担しながら働いていることがわかった。
・取材の人もたくさん来ていておどろいた。
・対局がすぐにパソコンに入力されて世界中に送られるのが不思議で、しくみを知りたいと思った。


朝早くから働くスタッフ



対局はすぐにパソコンに入力され、大きな画面で見られました。

一日の感想
棋士の方から色々な話を聞けてよかった。その話を生かして、ぼくも囲碁をもっとがんばろうと思った。

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